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今回はナミビアの気候についてお伝えします。
アフリカと聞くと一年中暑いイメージがありますが、ナミビアは南緯20度と赤道から少し
離れており、時期によっては寒くなることも。日本のようなはっきりした四季の変化はありませんが、一般的にナミビアの冬は6月から8月の下旬頃まで。朝晩、特に明け方は冷え込みます。
標高1200メートル近い首都ウィントフックではこの時期氷点下付近まで下がることも。
しかし、日本と違うのは、この朝方の時間を過ぎると、ぐんぐん気温が上がり、昼過ぎにはぽかぽか半袖で過ごせるくらいまで。日本ではあまり馴染みのない日中の気温差ですね。
我が家の長女も朝学校に行くときはセーターにジャケット、ニット帽に手袋までして家を出る
のですが、帰りには半袖で汗をかきながら帰ってきます。
この6月~8月の冬の間に旅行をされる方は、朝晩の冷え込み対策として、フリースやコンパクトダウンジャケットなどを持って来られるとよいと思います。
ただ、スワコプムントやルーデリッツのある海岸地域は南極からの冷たい海流の影響により、
霧が出る日が多く、日中も寒いです。夏でも涼しくひんやりしています。
先日(5月下旬)に行った際は、スワコプムントへ近づくに連れ、気温がどんどん下がり、
半袖の恰好に慌ててジャケットを羽織りましたが、1日どんよりとした風の吹きすさぶ寒~い日で
この後、家族全員が風邪をひきました。
それから自身の経験上、エトーシャ国立公園などでやっているナイトサファリ、寝台夜行列車、それから南アフリカ航空の機内は薄着で大変後悔した思い出があります。これらをご利用予定の方は、是非暖かい服装で。
では次は夏について。
言わずもがな、暑いです。
日中40度近いのがざらです。特に暑いのは11月~1月。
日差しが肌に突き刺さってくるような感覚があります。
ただ日本とは違い、とても乾燥しているのでムシムシとした不快な暑さはありません。
リップクリームやボディクリームなどの肌対策に加え、水分をこまめにしっかりと摂るように
してください。乾燥により汗があまり出ないので気が付かないうちに体の水分が脱けています。
南半球にあるナミビア、日本とは四季が逆であるため、日本から行くと、急な気温や湿度の
変化に体が対応できず、病院のお世話になる方も多いようです。
事前の準備、予防をしっかりされて旅行をされて下さい。
皆様が何事もなく、無事にご旅行されることを願っています。
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